1. 面接試験の方法

  • ロールプレーイングで表現されたものを審査します。

  • 「テレセールス」(1~2分)課題の指示に従って、模擬電話セールスをします。

  • 「セールストーク」(1~2分)課題の指示に従って、模擬対面販売をします。

2. 審査コンセプト

「サービス接遇者にふさわしい話し方・態度・物腰が感じられる」

3. 審査内容

審査のポイント

①「愛想のある態度(雰囲気)が、普通を超えている」
a.親近感がある。
b.愛嬌(あいきょう)が感じられる。
c.顔の表情が柔らかい。
d.言い方(話し方)が柔らかい。
e.腰が低い・振る舞いが適切。

②「1級合格者として、サービスの場に適応するサービス技能である」
a.即応力がある。
b.表現力がある。
c.説得力がある。



4. 審査手順

  • 受付

  • 控室へ案内

  • 課題を提示(面接室に移動する前に、3分間で覚える)

  • 面接室に案内(2人一組)

  • 第1課題「テレセールス」(2人)

  • 第2課題「セールストーク」(2人)

  • 審査員のコメント(終了)

サービス接遇検定1級 課題例

① 課題の提示に基づいた模擬電話セールス(1~2分)
※ かかってきた電話に、課題内容を参考にして販売店の立場で模擬電話応答をする。
(注:課題は、形態の参考として提示をしているものなので、流れが変わってしまってもよい)


【応対例】

(客) 「もしもし」
(受験者) 「毎度ありがとうございます。ABCショップでございます」
(客) 「ちょっとお聞きしたいんですが」
(受験者) 「はい、何でございましょうか」
(客) 「マジックテープでもなく、ひもも結ばないテニスシューズがあると聞いたんですが、そういうものがあるんですか」
(受験者) 「はい、ございますよ。『パワーグリップ2010』のことですね」
(客) 「それは、どのようなものなんですか」
(受験者) 「シューズに付いたダイヤルを回すだけでワイヤが締まったり緩んだりして、ひもの代わりをするんです」
(客) 「それはいいですね、でも問題は履き心地とデザインですよね」
(受験者) 「はい、おっしゃる通りです。カラーも豊富にそろえてありますので、ぜひご来店になって履き心地をお確かめくださいませ」
② 課題の提示に基づいた模擬対面販売(1~2分)
※ 面接室に用意してある物(スカーフ、ネクタイ、カーディガン、スカート)の中から販売商品として選び、セールストークにより推奨し、対面販売をする。

【模擬対面販売の例】

(客) 「こんにちは」
(受験者) 「いらっしゃいませ」
(客) 「何かお薦めのものはありますか」
(受験者) 「そうですね、こちらの○○○はいかがでしょうか」

以下、客役とやりとりをする。

審査

応答の内容(流れ・言葉など)は審査の対象としない。

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