将来を見据えたスキルを身に付ける

福島県立福島商業高等学校(福島県福島市)

福島県立福島商業高等学校では3年生の生徒が、選択科目で秘書検定3級・2級に取り組んでいる。合格した4人の生徒に話を伺った。
 「将来目指している接客業に役立つと考えて選択しました。授業では、基本的な声の大きさやお辞儀の深さを身に付けることができたので、将来の就職活動に生かしたいです」(阿部さん)。「就職を目指す上で、ビジネスマナーが学べる機会と考え選択しました。席次や上司とのやりとりなど、新しい発見が多くて楽しかったです。試験と就職活動が重なり大変でしたが、成長につながったと感じます」(國分さん)。「母が秘書検定を持っていたので、自分も受けてみようと思いました。上司への敬語や接客時の接遇用語などは将来自分のなりたい職業に必要なスキルなので、今後も生かしたいと思います」(太田さん)。「社会人として直面するさまざまな場面で求められる、正しい行動や振る舞いを事前に身に付けられてよかったです。卒業後は就職が決まっていますが、検定で学んだ気遣いを生かしていきたいです」(小島さん)。
 それぞれの学びから着実に力を付けている。

(写真:左から 経営ビジネス科の國分海人さん、阿部ちづるさん、会計ビジネス科の太田凜々さん、情報ビジネス科の小島悠希さん)

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