インタビュー
秘書検定の学びが自信につながった
埼玉県立深谷商業高等学校(埼玉県深谷市)
さまざまな場面でアドバンテージになる知識

深谷商業高等学校の商業科、会計科では3年次の「課題研究」に秘書検定コースを設けており、例年50人前後が秘書検定3級に取り組んでいる。
会計科の東郷遥希(とうごう はるき)さんは「もともと人と接するのが苦手。学びを通して、人間関係では相手に『感じがよい人』と思ってもらえることが大事だと分かり、意識を変えたことで友達が増えました」と振り返る。
同科の原口陽奈(はらぐち はるな)さんはドラマで見た「秘書」への憧れから秘書検定に挑戦。「上司に対してどこまで立ち入るべきかの判断などが難しかったです。タレントマネジメントの仕事を目指していますが、言葉遣いや電話対応はとても大事だと思います。先に勉強したことで、他の人より一歩先に進めているはず、と自信になっています」と手応えを語る。
「言葉遣いや上司への対応などを学ぶことができて自信がつきました。想像していたよりも楽しく学ぶことができました」と語ってくれたのは商業科の鈴木梨央奈(すずき りおな)さん。4月からは事務職として働く。「入社前にテキストを読み返して復習し、いつかは上位級を受験したいです」と意欲をのぞかせた。
(写真:左から 会計科3年生の東郷遥希さん、原口陽奈さん、商業科3年生の鈴木梨央奈さん)