1. 面接試験の方法

  • 「エグザクトスピーキング(名称)」でスピーチされたものを審査します。(exact=きちんとしている)

  • 第1課題 指定した課題を聞き手に向かって「話」をする。

  • 第2課題 選択による課題の題名に基づいて「話」をする。(1分間)

2. 審査コンセプト

「話と話す態度がきちんとしていて、ビジネス的である」

3. 審査内容

課題内容の欠落以外に課題内容の審査はしない。

審査のポイント

①「ビジネスの場に適応する話の仕方で、水準が普通以上である」
a.しっかりした感じである。
b.表現が適切である。
c.落ち着いている。
d.歯切れがよい。
e.調子にめりはりがある。
f.聞き手を意識した話し方である。

②「1級合格者として、ビジネスの場に適応する態度、動作である」

a.体勢、動作がきちんとしている。
b.態度に謙虚さがある。
c.服装、身だしなみが整っている。

4. 審査手順

  • 受付

  • 控室へ案内

  • 課題を提示(面接室に移動する前に、6分間で覚える)

  • 面接室に案内(2人一組)

  • 第1課題「スピーチ」(2人)

  • 第2課題「1分間スピーチ」(2人)

  • 審査員のコメント(終了)

ビジネス実務マナー検定1級 課題例

①第1課題 指定した課題の内容に基づいて「話」をする。
※ 以下の内容を自分の考えとして、審査員の前でスピーチをしてください。
 富山市で、海洋プラスチックごみの削減に向けた取り組みが始まったという話を聞いたので、それを話す。
 ある団体が全国に先駆け、富山市をモデル都市として進める共同事業だそうだ。
 市内の「がめ川」をはじめ5つの河川や農業用水で、川幅いっぱいに浮きをつなげた網を設置し、流れてくるプラスチックごみを貯めて回収する試験を開始したという。
 市では、その試験結果から課題や効果を検証し、来年度からの本格設置を目指すそうだ。
②第2課題 選択した課題の題名に基づいて「話」をする(1分間)
※ 以下の課題から一つ選び、1分であなたの考えをスピーチしてください。
1.働き方改革について
2.ラグビー人気の盛り上がりについて
3.幼児教育・保育無償化の開始について
4.スマホ「ながら運転」の罰則強化について

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