段階を踏んだ検定挑戦、場面に応じた文の形式を学べた

熊本電子ビジネス専門学校

熊本電子ビジネス専門学校総合ビジネス科では、1年次にビジネス文書検定3級、2年次前期に2級、希望者は後期に1級にもチャレンジする。令和6年度は「実務技能検定協会団体優秀賞」や「日本秘書クラブ奨励賞」も受賞した。
 佐藤ゆずほさんは「手紙の慣用句など、普段使わない言葉ばかりだったので慣れるのは大変でしたが、一から言語を覚えるような感覚もあり楽しかったです。もともと字を書くのは好きでしたが、相手に伝えようという気持ちが大切と知り、より丁寧さを意識しました。社外文書のレイアウトなどのインプットした知識は、ワープロ検定にも生かすことができました」と試験を振り返る。
 細木琉憂花さんは「社内文書と社外文書との文体の違いには苦労しました。身に付けられたのは各場面ごとの文の形式や、頭語と結語の使い分けなどです。アルバイト先でも接客の際に正しい敬語を使えていると実感しますし、今後社会に出るときに自信を持てると思います」と成果を語ってくれた。
 次の目標は1級合格。さらなる成長を目指し研鑽の日々は続く。

(写真:左から 細木琉憂花さん、佐藤ゆずほさん)

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