インタビュー
他分野からの学びで、専門職にも生かせる文章力を
京都医療科学大学

京都医療科学大学は診療放射線技師の養成機関である。ほとんどの授業が理系科目だが、専門からかけ離れた分野の学びで刺激をと、3年前からビジネス文書検定に取り組んでいる。
3年生の西原陽祐(にしはら ようすけ)さんは1年次に3級、進級後は2級にも合格した。「入学直後にビジネス文書検定の内容に触れ、社会人の世界に足を一歩踏み入れた気がしました。自分が大人になることも実感できていない時期に学習したことで、これから学びに向かう意識づけができました」。
同じく3年生の森本凛香(もりもと りんか)さんは「社外文書を書く練習では、応援しているアーティストの所属事務所社長を受信者に想定して文書を作成しました。より緊張感が生まれるよい勉強方法でした。」と独自の勉強法を振り返る。
2年生の大味奈夕夏(おおみ なゆか)さんは、1年次に2級・3級を併願受験して合格。「型や書き方を3級で学び、それを2級で確認しながら解くことで理解が深まりました。検定を学んだことで先生方へのメールも書きやすくなりましたし、就職後にも役立つスキルなので、復習を続けたいです」と語ってくれた。
(写真:左から 西原陽祐さん、森本凜香さん、大味奈夕夏さん)